オーナー様の別荘で?草木染め?體験をしました。
- 更新日:2010年12月24日
- カテゴリ:暮らし方

奧様が草木染め教室をされていたと聞き、一度私も體験してみたいなぁと思っていたところ、お聲をかけていただき、早速伺いました。

【シルク布染色の手順】





染める布はシルクを使いました。
中性洗剤を少量入れた湯に布を浸し、15分程置く。
よくゆすいで、軽く脫水する。


2番汁の染液に15分程、布を泳がせるようにして染める。
熱い染液の中で、手袋をしてむらが出ないように
手を動かします。


布の6%のみょうばんを熱湯で溶かし、水を混ぜて媒染液をつくり、布を15分間程泳がせ、ざっと洗う。
媒染剤は繊維に色素を吸収させ固著させるためのもので、発色に変化が出て、染め上がりの色が鮮やかになります。


よく荒い、軽く脫水する。
オレンジ色の濃い色がついてきました。








初めて草木染めを體験してみて、染め上がるまでの工程が煮汁を2回、染めるのも2回とかなり大変な作業でしたが、思ったより綺麗なオレンジ色に仕上がり、大満足でした。

びわの葉で染めてオレンジ色に染まるなんて、意外でした


季節や気候、土壌によっても色が変化するというのが植物染めの魅力だそうです。
南なん亭のオーナー様にはいつもお世話になり、今回は貴重な體験をさせていただき、本當にありがとうございました。

※上記寫真はすべて平成22年12月撮影