■物流の「2024年問(wèn)題」における荷主事業(yè)者を取り巻く背景と大和ハウス工業(yè)の取り組み

　2023年6月、経済産業(yè)省、農(nóng)林水産省、および國(guó)土交通省はトラックドライバーの人手不足により懸念される「物流の2024年問(wèn)題」に対応するため、荷主事業(yè)者などに向けたガイドライン（※2）を公開(kāi)しました。ガイドラインでは、荷主事業(yè)者がトラックドライバーの荷待ち?荷役時(shí)間を把握し、その時(shí)間を2時(shí)間以?xún)?nèi)（努力目標(biāo)1時(shí)間以?xún)?nèi)）にすることなどを、必要な事項(xiàng)として定めています。

　大和ハウス工業(yè)は、全國(guó)各地で物流施設(shè)の開(kāi)発を手掛けており、これまでに332棟、総延床面積約12,950,000㎡（※3）（BTS型物流施設(shè)（※4）およびマルチテナント型物流施設(shè)）を開(kāi)発してきました。2018年より、同社が開(kāi)発する物流施設(shè)において、「トラックの入場(chǎng)予約システム?オンラインチェックインシステム」（※5）が利用可能な環(huán)境を用意。荷主事業(yè)者とその物流委託會(huì)社となるテナント企業(yè)に対し、物流の効率化?自動(dòng)化に向けた支援を行っています。

■當(dāng)システムの概要

　當(dāng)システムでは、カメラが撮影する映像から物流事業(yè)者ごとにトラックを自動(dòng)検知し、物流施設(shè)入場(chǎng)からバース（※6）への移動(dòng)、バースでの荷役作業(yè)、物流施設(shè)退場(chǎng)までの記録を自動(dòng)で把握、蓄積します。また、映像をキヤノンMJグループ獨(dú)自の作業(yè)解析技術(shù)を用いることで、映像からドライバーの行動(dòng)をAIが分析し、荷待ちや荷役の時(shí)間を計(jì)測(cè)します。これらのデータに基づき、トラックドライバーの時(shí)間を要した點(diǎn)について、動(dòng)作分析により課題を把握することで、荷主事業(yè)者やテナント企業(yè)の物流効率化に向けた改善を支援します。當(dāng)システムにより、物流施設(shè)が単に荷物を保管する建物としてではなく、物流業(yè)務(wù)の効率化に資する役割と機(jī)能を持ち、物流の「2024年問(wèn)題」にも対応する施設(shè)となることを目指します。

※1. 複數(shù)の企業(yè)テナントが入居できる物流施設(shè)。

※2. 経済産業(yè)省、農(nóng)林水産省、國(guó)土交通省「物流の適正化?生産性向上に向けた荷主事業(yè)者?物流事業(yè)者の取組に関するガイドライン」。

※3. 2024 年3 月31 日現(xiàn)在。施工中の物件含む。

※4. Build to Suit のことで、特定のお客さま専用の物流施設(shè)。

※5. 株式會(huì)社Hacobu が開(kāi)発。

※6. 荷積み／荷卸しなどを行うためにトラックを停車(chē)させる場(chǎng)所。