●「ASONOHARA草原育成プロジェクト」について

　「ASONOHARA草原育成プロジェクト」は、阿蘇地域特有の自然と動(dòng)植物を守るための取り組みです。2019年に始動(dòng)し、地域住民や専門家と連攜を図りながら、動(dòng)植物のモニタリング調(diào)査結(jié)果などを踏まえ、草木の剪定や植栽、環(huán)境教育プログラムを?qū)g施してきました。

１．草木の剪定?植栽

　生物多様性に取り組むため、専門家の調(diào)査結(jié)果を踏まえて過(guò)去に植林が行われていた場(chǎng)所を樹林エリアと草原エリアに分けて、間伐や植栽を進(jìn)めました。樹林エリアでは、針葉樹林が大半を占めていましたが、多様な植物が育つ環(huán)境にするために、50％の樹林を間伐し地表にまで日光が屆くようにしました。草原エリアでは住宅街區(qū)エリアを含めた周辺を、従來(lái)の阿蘇の草原を模して伐採(cǎi)整備し、地元産の植物を植栽することで阿蘇の自然環(huán)境を再生しています。　

　現(xiàn)在は専門家によるモニタリングを年に1～2回実施し、その結(jié)果をもとに草原エリアでは、草刈りなどの管理を行っています。生物多様性の取り組みを通じて、草地では、環(huán)境省および熊本県が絶滅危懼種に指定するナガミノツルキケマンや、カヤネズミの球巣、クサフジ、ヤマハッカなどの草原構(gòu)成種を確認(rèn)できました。

２．環(huán)境教育プログラムの実施

　地域住民が阿蘇の環(huán)境を保全?維持できるように、環(huán)境教育プログラムを?qū)g施しています。當(dāng)社は、阿蘇特有の自然に関する植物特性説明會(huì)や、蜂の送粉活動(dòng)を促進(jìn)する巣箱「BEEHOTEL」の作成、野草堆肥づくりなど、地域の方々と連攜した自然保全活動(dòng)を行っています。

●「ASONOHARA」の概要

　「ASONOHARA」はリゾート住宅地「ロイヤルシティ阿蘇一の宮リゾート」內(nèi)にある分譲地です。約36,000m²の敷地に29區(qū)畫の宅地が開発されています。

■大和ハウスグループの環(huán)境への取り組みについて

　大和ハウスグループでは、環(huán)境長(zhǎng)期ビジョン「Challenge ZERO 2055」において、「自然環(huán)境との調(diào)和」を環(huán)境活動(dòng)重點(diǎn)テーマの一つに掲げ、自然資本とそれらが生み出す生態(tài)系サービス（※）の保全?回復(fù)に努めるとともに、事業(yè)を通じて自然環(huán)境との調(diào)和、緑豊かな街づくりに取り組んでいます。商品?サービスの取り組みとしても、量を増やすだけでなく、質(zhì)への向上も図るため、「みどりをつなごう！」を合言葉に在來(lái)種を中心とした緑化計(jì)畫を推進(jìn)しています。

　今後も當(dāng)社は、生物多様性の保全に配慮した施設(shè)開発を推進(jìn)することで、地域社會(huì)の持続可能な発展に貢獻(xiàn)していきます。

※ 食料や水の供給、気候の安定など、生物多様性を基盤とする生態(tài)系から得られる恩恵のこと。